作家のひすいこたろうさんとみうらクリニック院長の三浦直樹さんの共著の『病気が治る人の予祝思考!前祝いの健康術』を読みました!
個人的な感想を軽く言うと期待通りの素敵な本でした!
身近な人が病気にかかったら「ちょっと読んでみて」とプレゼントしたくなる感じに!!
それでは内容のご紹介と感想・書評・レビューを書いていきます!
『病気が治る人の予祝思考!前祝いの健康術』(著:ひすいこたろう、三浦直樹)について
タイトルを読んで単語になじみがない方は、
『予祝』『前祝い』ってなに……?
コロナの流行に乗った病気治癒系スピリチュアル本……?
なんて思ってしまう方もいるかもしれないですね。
本にも書いてあるのですが、前提として『予祝』『前祝い』とは、未来に起こる良いことを先に祝ってしまうことで『良い未来』や『前もって祝った願い事の成就』を引き寄せるという日本古来の伝統です。
本によるとお花見とかも予祝の一種と書いてありました!
私の購入動機と導入文の紹介
私がこの本を買った動機は、治りかけの『アトピー性皮膚炎』のことが気になっていることと、この本の作家の片方のひすいこたろう先生の『考え方転換の天才!』な文章が好きで、ひすい先生の書かれた方のプロローグに書かれていた『経営の神様:松下幸之助』さんや『アメリカの大富豪』の人たちの成功要因ベスト3の大抵は『不幸なこと』だったという話を読んで興味を惹かれて購入しました。
自分が過去に持っていた『不幸なこと』のおかげで自分の成功はあります!と読み終わった先の未来で語れる本です!
どういう病気の人向けの本なのか?&病気以外にも使える用途について
治したい病気について私は『アトピー性皮膚炎』と考えて購入しましたが、この本がどれくらいの幅の病気に使えるか気になりますよね。
本の中に出てきた話としては『ガン治療』だったり『余命宣告』だったり『重い病気を持った子供』だったり『アトピー性皮膚炎』だったり『パニック障害』だったり『薬の副作用』とかの話などがありましたが、全編通して読んで見た感想としては『全ての病気に対して使える本』だと思います。
むしろ予祝の実例として『仕事の成功』『俳優としての成功』『ニコラのモデルになった話』『お金を手に入れる』『結婚・恋愛』『スポーツでの成功』などの実話の話も交えられているので病気の治癒以外の話でも掴めるものもあると思います。
本の途中途中に織り込まれている『予祝ワーク』(病気に対する向き合い方・考え方変換の実践)は病気以外のことに置き換えて使えると思います!
私は恋愛とか人間関係とかダイエットとかそういう方向で置き換えてもやってみようかなと思いました!
ただ一点だけ残念なことを言うと、予祝の実例などに関しては大事な話だからしょうがないとは思うのですが、過去に出版されていた予祝本と重複する点が多々あったので過去の著書を購入されたことがある方はその点だけ留意された方がいいかもしれないです。
総括とこの本で学べること&どういう人に読んでほしいと思ったかについて
この本についてざっくり総括しますと
『病は気から』視点で病気を治す本かなあと思います。
不安を考えていると脳波からよくないホルモンが出たりすることがあるというので、体と心の関係は実際に密接な物だと思います。
それではこの本を『どういう人に特に読んでほしい』と思ったかと『この本で学べること』について以下に記載します。
・『病気になって未来の展望が見えなくなった方』や
・『病気に対して暗い気持ちを抱えている方』など
・その周りの方……に特に読んでほしいかなと思います。
・幸せになれる病気との向き合い方
・病気が治りやすい人の考え方
・未来の目標を『病気を治すこと』から『その先の未来の話』に変える方法
・病気の『おかげ』で最高の未来を手に入れた!と思えるような考え方
・病気を治してその先の未来を叶えた人の実話 ……などが学べます。
実際に『病気治癒の先に願ったことを叶えた人』の話を読むのはすごく頭に入っていきやすくて勉強になって良かったです。
なので私の『痒すぎて体も熱くて夜も眠れない』『浸出液だらけで手は絆創膏だらけ』『人目もはばからず掻いてしまう』『シャワーを浴びると痛いのが毎日』『(寝てる間に掻き毟りまくるので)夜寝て起きるのが怖くて仕方なかった』アトピー性皮膚炎がほぼほぼ治ったのは実践的な努力と予祝(引き寄せ)のおかげだと思っている話もいつか別記事でかけたらなと思っています。
とても良い本でしたので『病気に対して諦めている人』ほど新しいアプローチとして是非読んでみて下さい!
PS
ひすい先生目当てで買ったのですが、三浦先生のお話もとっても素敵で、だいぶ前半で「もし何かあったら先生のところに通院したい……!!」とおもってしまったのですが、大阪……。遠い……。